先日英検準一級の二次試験を受けてきました。
2次試験は英語で面接です。スピーキングのテストは生まれて初めてだったのでかなり苦労しました。ですが、テストを終えた時に『多分合格!』と自信を持てるくらいまで持って行けたので、対策と感想をシェアしたいと思います。
受ける前のスピーキング力について
スピーキングのテストのversantのスコアは43でCEFR B1程度のようです。今まで英会話を楽しむことはしていましたが、アカデミックな討論とか意見を述べることは一切してこなかったので、二次試験に対応するための対策は必須と思われました。
日本語もそうですが、話し言葉と学問の場で意見を言う場合の言葉は形式が違います。
論理の破綻がないように意見を伝える練習をしなければと決意しました。
使った教材
Youtube (森鉄さんの英検準一級面接対策動画)
とにかく敵を知らねば!ってことで森鉄さんの動画で流れと合格に必要なことを学びました。
わかりやすくて、大好きです。
『英検準一級 面接大特訓』
面接対策といえばこの本です。
短文練習、模擬テスト(12回分)、社会問題に対する長文練習のパートに分かれています。
まずは模擬テストからやってください!
真面目な人ほど、参考書を初めからやすのですが、過去問形式から先にやらないと試験の内容がつかめません。
模擬テストをまずは自力で答えてみます。そして絶望します。
そのあとに模範解答がありますので、丸暗記します。
この本の模範解答は難しいです。でも丸暗記します。本番ではもっと簡単にいえばいいですが、語彙や表現の幅は広げておいた方が良いです。
12回分丸暗記すると、どんな問題にも何文かは答えられるようになります。
『英検準一級 二次試験・面接完全予想問題』
『英検準一級 過去6回全問題集』
面接大特訓の模擬試験が終わったら、並行して過去問か模試形式の問題集で練習を継続します。私はこのへんは途中までしかやれていないです。
解答は丸暗記は頭の容量的に無理だと思ったので、使える表現だけプラスしました。
Youtube (ネイティブに英検面接やらせてみた)
直前にこの動画を見ました。
肝心なことはネイティブでも止まったりする時間があること。
止まった時間をより自然にするにはそうしたらいいのかなーと考えました。
対策時間
1ヶ月丸々面接対策しました。1日1時間取れればいいなって感じです。
車の中では面接大特訓のCDを聞き流ししました。
隙間時間大事!
当日の流れと感想
受験場所は総合大学で、午前の部だったので9:15集合でした。
教室が2つ解放されていて、それぞれ1級、準一級の2次試験受験者の控え室となっていました。
各教室には20人くらい受験者がいた気がします。
教室で待機中には本を読んだりはできますが、iPad等の電子機器は使えないため、全て電子書籍だとすることがないかもしれないです。
席順は来た順です。
準一級の面接会場は2部屋あったため6人ずつ移動します。
面接会場の部屋の前に受験者3名待機。
私は3番目でした。(控え室の並び順で入れられます)
心の中で『前の人の試験聞こえるんじゃ。。。?』と思い、期待していましたが、音漏れはしているけど、何話しているかは聞こえない程度です。
えーとかあーとか、間は聞こえるし、流暢に話しているかどうかはなんとなく聞こえます。
みんなそれなりにAh-とかwell..とか悩んでいる様子だったので『そうだ私たちはネイティブじゃないんだ、完璧とかないし、堂々と行こう!』的な気分になりました。
面接室に入ると面接官は一人で日本人でした。
若干Japanese English強めの発音だったため、少し戸惑いました。(え、面接官って何者なの…)
あとは過去問のように面接が進行。
とにかく緊張していたので自己紹介の部分でじゃべりすぎます。
『(訳)いや、めっちゃ緊張しててですね。なんせ英語のスピーキングテストとか初めてで。あっ、自己紹介ですね、えーっと私仕事こんなことしてて、趣味は〜です。ていうのも家庭で〜だからです。』
みたいなことを適当に話します。
面接官は『緊張せんでええで』みたいな感じでした。
4コマ漫画は環境問題みたいなものでした。抗議活動について説明するのが難しかった。
時間は15秒くらい余ってしまいました。
質問1は4コマの男の人だったらどう考えるかというもの。3−4文話しました。
そのほかの質問は『〜という環境問題に対して個人の努力は必要か』みたいな内容だったのでYesで開始し、話し出したんですが、途中で『どんな環境問題に対しての話だっけ?』となってしまったので、『質問なんでしたっけ?』と途中で聞き直しました。そのあとは『あ、せやせや。』って感じで何事もないかのように続けました。
和やかなムードで面接は終了。
まとめ
とにかく、止まらない!を目標にしました。そこは達成できたんじゃないかと思います。
面接の練習は、一次試験の時から行うことをオススメします。
なぜならwritingの対策をするときに文章を覚えるのですが、それがそのまま面接に使えます。writingで覚えた文章を自分で言えるように練習すれば一石二鳥です。
英検準一級の面接は論理的な意見を述べる練習を重ねれば合格可能だと思います。
ノートをとることは極力控えて、頭の中のノートを頼りに話して話して話す練習を重ねましょう。
一次試験対策についてはこちらをご参照ください!
メインは娘へのおうち英語しています。5歳娘の洋書自力音読までのロードマップはこちらをどうぞ!
コメント