新年度を迎え、お子様の小学校入学を心待ちにしているご家庭も多いのではないでしょうか。筆者の娘も2年生になり、学校生活にすっかり慣れましたが、1年前の4月は親子ともに不安や心配が尽きませんでした。

小学校にお友達できるかな…
学校までちゃんと行けるかな…
勉強についていけるかな…
そんな新生活のスタートに役立ったのが、親子で取り組む「毎日振り返り絵日記」です。今回は、この毎日振り返り絵日記の具体的なやり方やメリット、家庭学習や親子のコミュニケーションに役立つポイントを詳しくご紹介します。
当サイトはamazonアソシエイト等のアフィリエイト広告を利用している記事があります。『自分に正直に真っ直ぐに生きること』をモットーに生きておりますので、本当におすすめのもののみを記事に載せます。本業でしっかり働きます!
毎日振り返り絵日記とは?
毎日振り返り絵日記とは、お子様が学校から帰宅した後、その日の出来事や感じたことを絵と文章で記録する日記です。一般的な絵日記は、特別な出来事やイベントを記録するイメージがありますが、この毎日振り返り絵日記は、日常の小さな出来事や気づきを積み重ねていくことが特徴です。
特に小学校低学年のお子様にとっては、学校生活の振り返りや、親子の会話のきっかけにもなります。毎日続けることで、自分の体験や気持ちを整理し、表現する力が自然と身についていきます



『今日どうだった?』と子供に質問しても『わかんない、忘れた』としか返ってきません。絵日記を書きながら1日の出来事を思い出して振り返ることができますよ!
娘が学校でどんな生活をしているかを楽しく把握するための絵日記。絵を描くのは楽しさを出すためでもあり、娘がどんなことをしたのか思い出すための手段です。つまり雑でも良い!実物はこんな感じです↓


想像よりかなり雑ですよね(笑)雑でいいんです、話を引き出せれば!こんな感じで絵を描いて一日起きたことを親子で振り返っています。
毎日振り返り絵日記の具体的なやり方
1. 準備するもの
- ノートやルーズリーフ:お子様が使いやすいものを選びましょう。ルーズリーフなら後で整理しやすく、ノートは記録が一冊にまとまります。
- 筆記用具:色鉛筆やクレヨン、マーカーなど、お子様が楽しく使えるものを用意しましょう。
2. タイミングと声かけ
- 毎日同じ時間に習慣化:食後のデザートタイムや就寝前など、お子様がリラックスできる時間を選ぶと継続しやすいです。
- 親からの声かけ:「今日の絵日記、一緒に書こうか?」と自然な雰囲気で誘いましょう。無理強いせず、楽しい雰囲気を作ることが大切です。
3. 絵日記の書き方ステップ
題材を決める
まずは「今日一番心に残ったこと」や「楽しかったこと」「驚いたこと」など、お子様が印象に残った出来事を選びます。特別な出来事でなくても、給食の時間や休み時間、授業での小さな発見など、どんなことでもOKです。
心に残ったことを書き出す
いきなり文章にするのではなく、箇条書きや短い文で書き出します。「今日は算数の時間に新しい問題を解いた」「お友達と鬼ごっこをして楽しかった」など、印象的な場面を思い出しながら書くのがポイントです。
絵を描く
文章よりも先に絵を描くのがおすすめです。絵を先に描くことで、何を書くかが明確になり、文章もまとまりやすくなります。お子様が描きやすいように、まずは自分を中心に描き、周りの様子を付け足していくと良いでしょう。
気持ちや考えたことを書く
絵が完成したら、「嬉しかった」「ドキドキした」など、お子様の感情も加えると、より生き生きとした文章になります。
親子で振り返り会話
絵日記を書いた後は、親子でその日の出来事について話し合いましょう。「この時はどう思った?」「次はどうしたい?」など、自然な会話からお子様の気持ちを引き出すことができます
4.注意点:慣れるまで絵は親が書く
注意点としては慣れるまで絵は親が書きます。子供も描きたくなったら描いてくれますが、最初は何をどのようにするか分からないので描いてくれません。絵日記が習慣付くまでは話を聞いてあげながら、親が絵を描きましょう。
出来事の聞き方はかなり細かく聞きます。登校の時の天気とか学校の靴箱はどうとか、この教科ではどんなことやったかとか、昼休みは何したかなど。。。



『ママは小学校に行けないから、聞いたことから勉強するから教えてね〜』と理由を説明すると子供もスムーズに話に乗ってくれます。
余談ですが、卓上クリーナーは必須アイテムです。リビングの机で行うので消しゴムのカスが天敵。


毎日振り返り絵日記のメリット
1. 学校生活の把握とサポート
毎日絵日記を続けることで、親はお子様の学校生活を細かく把握できます。お友達とのトラブルや勉強の悩みなど、小さな変化にも気づきやすくなります。問題が大きくなる前に「こういう時はこう言ってみたら?」とアドバイスができるのも大きなメリットです。



ママがおともだちの名前も覚えてくれるから色々話しやすくなったよ
2. 親子のコミュニケーションが深まる
絵日記を通じて、普段はなかなか話せない学校での出来事や気持ちを共有できます。親子の信頼関係が深まり、お子様も安心して学校生活を送れるようになります。」
3. 表現力や考える力が育つ
毎日の出来事を振り返り、絵や文章で表現することで、お子様の表現力や考える力が自然と育ちます。また、自分の気持ちを整理する習慣も身につきます。
4. 勉強や家庭学習にも役立つ
授業の進み具合やつまずきポイントを把握できるため、家庭学習のサポートにも役立ちます。お子様が「どこが分からないか」を親が理解しやすくなり、適切なサポートが可能です。
毎日振り返り絵日記のデメリットと工夫
1. 時間がかかる
絵日記を毎日続けるには、親子ともに時間がかかります。特に最初のうちは、慣れるまで60分ほどかかることもあります。しかし、続けるうちに手際が良くなり、短時間でできるようになります。
2. 続けるための工夫
- 無理せず楽しむ:完璧を目指さず、お子様が楽しく続けられることが一番です。親も一緒に楽しむ姿勢が大切です。
- 習慣化する:毎日同じ時間に取り組むことで、自然と習慣になります。親子で「今日も楽しかったね」と振り返る時間を大切にしましょう。
- 親がサポートする:最初は親が絵を描いたり、質問をしたりしてサポートしましょう。お子様が慣れてきたら、少しずつ一人で描けるように促します



慣れても30分はかかる作業なので時間的な負担になります。ですがデメリットよりメリットが大きいです。入学後の3ヶ月だけでもやってみることをお勧めします。
毎日振り返り絵日記を続けるコツ
- 絵から先に描く:絵を先に描くことで、何を書くかが明確になります。
- 感情を込める:「嬉しかった」「楽しかった」「びっくりした」など、お子様の気持ちを文章に加えましょう。
- 親子で楽しむ:親も一緒に絵を描いたり、会話を楽しんだりすることで、お子様もより積極的に取り組めます。
- 継続が力になる:毎日続けることで、絵や文章の表現力が自然と向上します。
まとめ:新1年生の入学後サポートに毎日振り返り絵日記を
毎日振り返り絵日記は、新1年生の入学後サポートにぴったりの取り組みです。親子のコミュニケーションが深まり、お子様の学校生活や気持ちを細かく把握できます。また、表現力や考える力、家庭学習のサポートにも役立ちます。
特別な準備や費用もかからず、ノートと筆記用具があればすぐに始められます。ぜひ、新生活のスタートに毎日振り返り絵日記を取り入れてみてください。親子で楽しく続けることで、お子様の成長を実感できるはずです。



毎日振り返り絵日記は、お子様の学校生活をサポートするだけでなく、親子の絆を深める素敵な習慣です。ぜひ、新1年生の入学後サポートとして取り入れてみてください。
学習習慣や生活習慣を小学校入学前から整えると、小学生の生活にスムーズに移行できます。年長さんまでにやってこかったとはこちらの記事をご参照ください。↓


コツコツ習慣化が得意なので子供にも『チリツモ習慣』を教えています。学習の基本は習慣でできています。チリツモ習慣の伝え方はこちらをご参照ください。↓


コメント